キーワード/健康行動、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ
専門分野/専攻分野:健康心理学、応用健康科学、行動変容

ACSMで印象に残った研究

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日曜日の夜にインディアナポリスから帰ってきました.何か書き込まないとと思いながら,月曜日には待ったなしの原稿送付,校正原稿と先ほどまで続いていました.
ACSMでは,いくつか気になった研究テーマがありました.以下,紹介しましょう.
1. 子どもの身体活動介入
学校は,かたや子どもが1日の大半を過ごす場所であり,安全(最近はそういえないですが,町中よりはずっと安全です)で,介入プログラムを行いには最適な場所です.しかし,学校はsedentary lifestyleを助長する,つまり座りっぱなしの活動が主で,またアカデミックな活動が強調されます.そのために,身体活動介入は,このような状況では両立しないとみます.
このシンポジウムでは,体育や課外活動ではなく,アカデミック授業の中でわずかに身体活動をいれていくこと,たとえば算数の時間にシャドウ縄跳びでかけ算をしたり,地理でも地図をまたいだりと,アカデミック授業と組み合わせていくことで子どもも楽しみ,かつ勉強も進むようにしています.日本も体育だけでなく,こういう楽しい授業があってもいいなと思いました.
2. 閉経に伴う不定愁訴などに運動が効くのかという大規模な調査研究
SWANというプログラムで,全米のいくつもの州で日本人,中国人,黒人,ヒスパニック,白人などで運動習慣と閉経に関する調査でした.運動が症状に直接効くのか,運動が間接的に効くのかという議論がありました.
3.禁煙に運動をいれていく研究
男女とも禁煙する人口が増えていくなかで,若年女性の禁煙率が悪い.これは,禁煙したら体重が増えるという現象をよく知っているからだということで,運動も一緒にいれて体重増加を食い止めながらというものでした.また,一方で,禁煙によるいらいらや呼吸器のいがいがを運動を行うことによって管理しようという研究も発表されていました.
4. 犬の散歩で健康づくり
犬の散歩を犬へのobligationととらえるのではなく,飼い主の健康づくりと考えれば違う働きかけがでてきます.

後,特に感じたのは,運動やスポーツというよりは,日常生活の活動,たとえば階段利用やガーデニングなど,そういった身体活動と健康との関係が注目されているという印象を受けました.

とこの程度でごめんなさい.

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