キーワード/健康行動、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ
専門分野/専攻分野:健康心理学、応用健康科学、行動変容

夏休みが勝負!

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所沢キャンパス内はすっかり夏休みモードですが、研究室はいつもと変わらず、皆が各々の研究や課題を進めています。

さて、修士論文研究の進捗状況をご紹介致します。

私は、小児喘息患児を養育している保護者に対し、毎日の治療行動の維持・継続、または行動の変容を促す患者教育のプログラムの開発を目指しています。

喘息は発作が起きた時の対応も大切ですが、発作が起きないように、非発作時にこそ、吸入をしたり、薬を飲んだり、環境整備(掃除など)をすることが極めて重要です。

喘息と診断された後すぐに教育を受けると、保護者もモチベーションが高いので、行動が形成されつつありますが、3カ月、半年…と経ってくると、アドヒアランスが低下してくる人がでてきます。特に、成長・発達段階にある小児(子ども)では、治療行動を継続するために、子どもの養育者である保護者を介して、子どもに報酬を与えて行動を強化したり、誉めるなどの、行動科学的なアプローチが必要とされています。

以前の記事でもご紹介しましたが、研究の第一段階として、喘息アドヒアランス行動(通院、吸入、内服、喘息日誌の記入、環境整備)に影響を与える要因を質的、量的(統計学的)の両側面から検討しました。
現在は、それらをまとめている最中で、それぞれのアドヒアランス行動に影響を与える要因に着目して、個別化した患者教育のツール(テイラー化教育プログラム)の内容、変数を検討しています。

喘息は、季節や台風が近づく時期、梅雨時期の気圧の変化が生じるなどの環境要因でも発作が起こります。この患者教育のツールが、喘息発作を起こす患者が一年間で一番多いとされる秋に間に合うように…と焦りながら進めている今日この頃です(汗)

(文責:飯尾)

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