キーワード/健康行動、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ
専門分野/専攻分野:健康心理学、応用健康科学、行動変容

12月!

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とうとう師走に入りました.
卒論修論ともに追い込みの雰囲気がひしひしと伝わってきています.

博士課程1年の上村です.
今日は,現在私が研究を進めているメッセージ・フレーミングの効果について紹介したいと思います.

同じ健康行動を勧める内容のメッセージでも,記述の仕方によって印象や記憶に違いが出ます.この記述の仕方には,大きく分けると2つあります.ある健康行動をしたときの効果(利益)を強調する記述,ある健康行動をしなかったときの不利益を強調する記述です.

以下の文章を読んで,どのような印象を受けるでしょうか?メッセージで勧められたことをやってみようとどのくらい思いますか?
・定期的に歯科健診を受診すると,早期に虫歯や歯周病を発見することができ,歯と口の健康を保つことができます.一生,自分の歯で食事を楽しみましょう!
・定期的に歯科健診を受信しないと,早期に虫歯や歯周病を発見することができず,歯と口の健康を保つことが難しくなります.将来,入れ歯で食事をしなければならなくなるかもしれません!

前者はGain-Framed messageと呼ばれるもの,後者がLoss-Framed messageと呼ばれるものです.これまで,健康行動を促進してもらうためのメッセージでは,恐怖を喚起させるようなLoss-Framedが多く用いられてきましたが,Gain-Framedが効果的となる条件が示唆されてきています.
これまでに,どのような条件が示唆されてきているか…それはまた後日に(^^).

今日の研究会の発表は,以下のとおりでした.
1. Effect of walking on cigarette cravings and affect in the context of Nesbitt’s paradox and the circumplex model(満石)
2. Testing a Hierarchy-of-Effect Model: Pathways from awareness to outcomes in the VERB TM campaign 2002-2003(竹中)
3. Educational diagnosis of self-management behaviors of parents with asthmatic children by triangulation based on PRECEDE-PROCEED model in Taiwan(飯尾)
4. Social-cognitive predictor of physical exercise adherence : Three longitudinal studies in Rehabilitation(前場)
5. Small changes in Dietary sugar and physical activity as an approach to preventing excessive weight gain: The America on the Move family study(原)
6. A review of mediators of behavior in interventions to promote physical activity among children and adolescents(堀内)

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以下の動画は,早稲田大学応用健康科学研究室(代表:竹中晃二)が製作したものです。イベントなどでお使いの場合は,その旨を明示してお使いください。

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