キーワード/健康行動、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ
専門分野/専攻分野:健康心理学、応用健康科学、行動変容

座位時間は短く…

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博士課程の斎藤です。

大学は、春休みにはいり、学バスも少なくなり、不便な生活を強いられてつつも、研究室では各自が研究をすすめています。背水の陣状態の私もしかり。春休みは1本でも多くの論文を書きたいところです。

さて、先日読んだ疫学の論文に、

”10年間以上にわたり主にデスクワークをしている人々は、ジム通いなどの運動習慣がある場合でも、デスクワークでない人々と比べて、大腸がんのリスクが2倍に増加することが示唆された…”

と書かれていました。これは、約1000人ずつの大腸がんの患者と、がんではない人々で労働形態を比較した結果です。このことから、著者は、例えば、職場でデスクワークにおける座位時間の減少に効果の期待できる介入を検討する必要があると結んでいました。確かに、今までの介入は、どれだけ身体活動量を増強させるか?を目的としているものが多く、座位時間の減少を目的とするものは、あまりありませんでした。今後、職域でデスクワークの人が1時間に一度くらい立ち上がったり、少し歩いたりすることを奨励するような介入が必要だなあと思いました。同時に…自分も気をつけなくては…。

参考までに…論文は以下です。
Terry Boyle et al.,
Long-Term Sedentary Work and the Risk of Subsite-specific Colorectal Cancer,Am. J. Epidemiol. (2011)
173(10): 1183-1191

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