キーワード/健康行動、行動変容、アドヒアランス、身体活動・運動、メンタル・ヘルス、ストレス・マネジメント、保健指導、動機づけ
専門分野/専攻分野:健康心理学、応用健康科学、行動変容

第23回日本健康心理学会

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こんにちは.博士課程2年の上村です.

遅くなりましたが,先週末に江戸川大学で開催されました健康心理学会のご報告です.
夏の名残か,非常に日ざしの強い暑い日だったのですが,会場の熱気(室内が暑いのではなく,ひとが!です)もそれに負けない,なかなかのものでした.

今回私が発表した研究は,「健康行動におけるフレーミング効果の検討」というもので,以下の4種類のメッセージの中で,どの表現が最も行動変容に効果的か?ということを検討しました.
・「利益を強調する&よい結果について述べる&生起確率・高(たとえば,「運動を行うと,生活習慣病を予防できる可能性が高くなります)」
・「利益の強調&悪い結果&生起確率・低」
・「損失の強調&悪い結果&生起確率・高(たとえば,運動を行わないと,生活習慣病になる可能性が高くなります)
・「損失の強調&よい結果&生起確率・低」

先行研究では,健康行動の種類によって,効果的なメッセージが異なることが示されていますが,今回発表したデータでは,以下のことが明らかになりました.
・健康行動の種類によって効果的なメッセージが異なるという事象は確認されなかった
・「利益の強調」と「生起確率・高(可能性が高い)」という表現を用いたほうが印象がよく,その後の行動の意図が高まる

たくさんのかたがポスターを見に来てくださいました.特に,病院などで健康指導にあたっていらっしゃる先生が,指導の際の言葉かけに役立つのではないかと興味を持ってくださったようです.
先生がたの研究対象やご関心から,いろいろなご意見をいただくことができ,たいへん充実した時間を過ごすことができました.

発表時間以外でも,シンポジウムに参加したり,竹中研の先輩や,修士のときの同期や知人と久しぶりに話をしたりと,たくさんの刺激をいただいて(ちょっと焦りを感じつつ…でも,これが研究をすすめるエネルギーになります!),帰ってきました.

私は,所用のため11日のみの参加となりましたが,12日にもプログラムがたくさんあり,竹中研の院生の発表も盛況だったそうです.行きたかったなぁ.

大学は,来週から後期授業が始まります.がんばるぞ!

(文責:上村)

20100918

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